埼玉仲介手数料ナビのこだわり
まず法務局で売買の対象の謄本、公図、測量図、建物図面、平面図、隣地の要約書を取ります。
この作業をする理由は、
「物件は、本当に売主の持ち物なのか?売主が言っていることが正しいのか?」
という事を第三者の仲介会社である私たちがまず確認する作業です。
新築物件の場合は売主が宅建業者の法人なのであまり心配ないのですが、
中古戸建や土地、中古マンションの場合で、売主が個人の方の場合。
契約や名義を変更したのがすごく昔のことで、忘れてしまっているケースがあります。
実際にあった例を挙げると、
・謄本見てみたら所有者が16人いた。
・銀行から抵当権が付いていてこの売買価格だと所有権が移転できるか確実ではない。
・測量図が確定測量図ではなく隣地との境界の合意が取られていなかった。
などなど、契約後に知ったら、とんでもない事実がわかることもあります。
※法務局では謄本などを取ると印紙代がかかりますので、
「調査費」という名目で実費で費用を請求する仲介会社もありますが、仲介手数料無料ナビでは、こちらも無料です。
法務局の後は役所に行きます。
役所の窓口は、市民や区民の方の一般の窓口ではなく
各市区町村によって名前が違うこともありますが、「建築指導課」や「建築審査課」という場所に行きます。
※さいたま市の場合は
北部建設事務所(大宮区役所内)と
南部建設事務所(中央区役所内)です。
ここでどういうことを調べるかというと
・用途地域
・建蔽率、容積率
・計画道路
・前面道路(公道か私道かなど)
・建築確認証
・検査済証(昭和の頃の物件はほとんどないケースがほとんどです。)
・地区計画
・地域の条例
・道路斜線制限
・隣地斜線制限
・北側斜線制限
・日影規制
・建物の高さの制限
・埋蔵文化財
聞きなれない言葉が多いかもしれませんがこういったことを
役所で一つ一つ調べて確認していきます。
数多くの物件を調査しましたが、
・再建築が不可だった。
・私道だと思っていたら道路ではなかった。
・前面道路が建築基準法に定められた道路ではなかった。
・現在建っている建物が容積率を超えて建築基準法違反だった。
・現在の所有者の親族以外建物を建てることが出来ない土地だった。
・敷地内の土地が将来的に大きな道路が通ることが決定していた土地だった。
他にも色々ありますが全て実際に調査してわかったことです。
当然ですが、これら調べた内容は、お客様にご報告させていただきます。
調査結果によっては物件の価値を大きく下げてしまうことにもなります。
仲介手数料無料ナビでは、調査した結果、価値を下げてしまう場合には、
「この物件やめませんか?」と
こちらから率直にお願いをしております。
当然、当社の売上は無くなることになりますが、
納得してご購入いただいて、購入後も満足いただけることを一番に考えております。
役所の調査が終わると最後は水道局です。
上水道、下水道の両方を調べます。
水道関係で一番気をつけなくてはいけないのが、
「自分の家の水道が隣地の敷地を通っていないか」ということです。
修理するときなどに隣地の承諾が必要な場合や、ご近所トラブルの原因にもなるので
出来る事なら前面の道路から直接自分の敷地に配管が通っていることが理想です。
このような調査をした後、会社に戻り、ガス管の位置の確認。
それから重要事項説明書、売買契約書に調べた内容をPCに打ち込んでいきます。
ミスの許されない大事な書類なので、何度も確認します
またお客様にお渡しする
「謄本、要約書、公図、測量図、平面図、建物図面、建築確認証、検査済証、重要事項の説明資料、」などを見やすいように準備します。
※物件によってお渡しする資料は増えたり減ったりします。
このような事をお客様との重要事項の説明の前に準備します。
役所等に行き、書類を作ったり準備したりで約10時間ほどかかります。
その為購入申込書を頂いてから早くて3日後くらいでないと契約まで
準備が出来ませんし、お客様にも報告する時間もありません。
いまだにお客様の方から
「別の不動産会社で物件見に行ったら、その日に契約迫られた」
というご意見を頂きます。
担当している営業が物件を調査している人間ならまだ良いのですが、
仲介会社の担当者で自分で調査せず、会社からの命令、または自分の為に契約を迫る。
お客様のことより自分や会社優先。
そんな現場も実際に見てきました。
不動産業界が評判良くない理由もこういったことが原因だと思います。
私たちの基本方針は
「納得して満足していただく」
です。
シンプルな言葉ですがこれに尽きると思います。
単純な事ですがお客様から
「お願いして本当に良かった。ありがとう」
と言われることは素直に嬉しいです。
その「ありがとう」をいっぱい言って頂ける会社にしていくのが仲介手数料無料ナビの目標です。
私共の方針や、契約前にする「調査」の事を知って頂ければ幸いです。
不動産は1つ1つが全く違う性質を持っていて同じものは1つもありません。
調査の内容や資料なども物件によっては少し変わる事があります。
不動産業界のプロとしてお客様以上の知識で徹底的に調べます。
調べる内容によっては少しお時間頂く場合もありますが
どんなことでもお気軽にご相談くださいませ。
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